残21日。

今朝、にゃんこ先生から尿臭がしました。
お尻やお腹は濡れていないし、
にゃあと鳴いたあとは、臭いがなくなったので
口から尿の臭いがしたのかな?
ちゃんと排尿できていると思ってたけど、
毒素が体内に溜まってる、とか?


夜、1週間分の消炎剤を、仕事帰りに買いに行く。

棺作り 残22日。

コドモ達と、にゃんこ先生の棺をつくりました。


ダンボールに白紙を張り付け、
姉妹が、しろんに宛てたメッセージを描きました。
少しずつ、心と環境を準備します。

つーか、今日のしろんは、
ずーっと横になってゴロゴロしてたよ。
ご飯も食べたし、にゃあにゃあ鳴いた。
でも、お腹を触るとガンの小粒がコロコロ触れて、
それがとっても悲しいです。

コドモ達と、猫の最後について話し合う 残23日。

もうすぐ猫は死んでしまいます。
死んだら、猫は冷たくなります。
そのままにしておいたら、
スーパーで買ってきた魚や肉と同じように
腐ってしまうので、焼いてあげなきゃいけません。


前に飼っていた猫は、お庭に埋めてあげられたけど、
今のおうちには庭がないので、
焼いて骨にしなくてはいけません。


火葬して骨になったあと、
しろんの骨は、
どこに居るのが良いと思う?的な話しを
2年生と5年生に、聞いてみる。


安楽死と、尊厳死と、殺処分。
やってることは、同じじゃん。


年に何人かお看取りをしていますが、
肺癌で亡くなった方は、
何度も、殺してくれと叫びました。


食事も水分も摂れなくなって、
枯れるように亡くなる老衰が理想だけど、
誤嚥を何度も繰り返して、肺が真っ白になっても
スプーンを差し出すと口を開く人に
何か食べさせてあげたいし。


にゃんこ先生は、餌を見るとねだります。
一口目は途方に暮れた顔をするけど
時間をかけて、全部食べます。
薬も、自分で飲んでるし、
排泄も、ちゃんとできてます。
だけど、呼吸がいつも苦しくて、横になれない猫なんです。

残24日。

餌への執着が薄れてきた。


餌を開封した瞬間は、
目をまるくしてねだりに来るけど、
いざ皿に盛ると、
食べ方が分からなくなったような顔をする。


餌を口のまわりになすりつけると、
思い出したように、少量づず食べ始める。

残25日。

昨日、アンモナイト姿で長時間寝たせいなのか
今日は、餌の食いつきが、ちょっと悪い。
それでも、薬と餌は自己摂取。
夜、やっぱり布団の中に入ってこない。


在宅していた2年生に、
もしお母さんがいない時に猫が死んだら、
涼しいところに連れていって、
目を閉じてあげてね、と伝えたところ
棺予定にしていた段ボール箱を指さして
「あの箱に寝かせてあげたら良いのよね?」と。


コドモは何でも分かってる。